2023/08/09

【SDGs】『バトンボックス』とは?小平市から始まったSDGsの試み~不用品は必要と感じる人へ渡るようにしよう


うちの近所のコーヒー屋の裏に「バトンボックス」なるものがある。
食器や玩具など不要になったものを置いて、欲しい人が自由に持って帰れる仕組みだ。
この新しいSDGsの試みは、どんどん広まってほしいと思い、紹介する。

■黄金茶屋


この記事は、上記のInstagramサブアカで投稿した内容を基にしている。
ここ東京都小平市の自宅の前には、小平グリーンロード、多摩湖自転車道、狭山・境緑道など様々な名称で呼ばれる遊歩道がある。

その道路と一般道路が交差するところに、2年ほど前に『黄金茶屋 TAISHI COFFEE』という店ができた。


■バトンボックス

その店の裏に、「バトンボックス」と書かれたボックスが置かれるようになった。


詳しい説明書きは無いが、要は不要になった物をここに置いてくださいということらしい。
そして、欲しい人がそれを持ち帰る。

うちの子供たち、特に4歳になる娘の遥梛(はるな)は、「今日は新しいオモチャがないかな」と覗きに行く。
下の写真は、大好きなアンパンマンの飛び出す絵本を見つけて大喜びの図。


■小平市発祥?

Googleで「baton box」で検索しても検索されない。
どうも、この用途で初めて使われるようになった造語らしい。

「バトンボックス」で検索しても、見つかるのは主に小平市のものばかり。

調べてみると、2022年1月に小平市で始まった無人の不用品譲渡の仕組みのようだ。
この「黄金茶屋」で初めて設置されたとある。


この取り組みを主導しているのは、東京都行政書士会多摩中央支部の有志メンバーによるグループ「SDGs研究会」。
環境問題の報道などに触発され、「自分たちも何かできることを」と活動を開始したという。

このコーヒーショップの店主は日本中を旅してコーヒーを売り歩いたという人で、独創的なことをやる人のようだ。

うちでは、子供のオモチャなどをもらうことが多いが、今後はもらうだけでなく、不要になったものを提供することも行っていきたい。


※ダスキンをやめてサルちゃんが買ったフロアモップ。