2021/06/13

オリンピックと日本人のスポーツ~日本人のチャクラの傾向から読み解く


※このブログ記事は2004/08/20に初掲載のものを加筆訂正しました。


2004年アテネ五輪の開催中に書いた記事で、日本人のチャクラの発達度合いなどの精神性から日本人のスポーツの傾向を読み解いている。

■アテネ五輪

2004年アテネ・オリンピックで、日本が予想外にがんばっている。

ちょうど折り返し点ぐらいの8/19(金)現在で、すでに金銀銅あわせて15個。
うち金メダルが9個で、獲得総数でいうと米国、中国に次いで3位と、ここまでのところは大健闘している。
柔道勢ががんばったのが大きかっただろうが、水泳なども大健闘している。

近年のオリンピックのメダル獲得数を見てみると、前回のシドニー大会(2000年)では18個、アトランタ大会(1996年)では14個、バルセロナ大会(1992年)では22個だから、かなりの大躍進になりそうだ。

オリンピックの歴史上、日本がもっとも多くメダルを獲得したのは、ロサンゼルス大会(1984年)の32個だった。
それは難しいとしても、歴代2位の東京大会(1964年)の29個を越えるのも夢ではないかもしれない。

■メダル獲得数

この年は特に、執筆時点で金メダルの数が9個とすごく、総数よりも、過去最高だった東京大会の16個を越える方が、可能性としてあるかもしれない。

米国の某大学での調査によると、日本のメダル獲得予想数は19個、そのうち金メダルが6個だという。
金メダルの数ではすでに予想を越えていて、メダル総数でも、あと2〜3日で予想数を突破してしまうかもしれないという勢いだ。

結果として、どうなったか。
アテネ五輪では、日本は金メダル16個、銀メダル9個、銅メダル12個で、合計37個のメダルを獲得した。

米国の大学の予想をかなり上回った。

■日本人選手のメンタル

以前にブログでも書いたが、日本人は、ここぞという時に緊張してしまって力を発揮できないという国民性がある。
また、マスコミなど周囲が無責任に過大な期待をかけすぎて、プレッシャーのために本来の力を発揮できないということもあるだろう。

唐突だが、これをチャクラの発達段階で考えると、胃のマニプラチャクラが不安定な人が、日本には多いということが原因のひとつとしてあるだろう。


マニプラは気などのエネルギーを受けるチャクラなので、人が大勢集まるところでは特に、周囲の人々の気やいろんな思惑などの想念を受けて、それに影響されてしまうのだ。

そもそもスポーツとは、人間の中の潜在的な攻撃性や闘争心が重視されるものが多い。
だが、そのような性質は遊牧民族や狩猟採集民族が多くもち、日本人のような農耕民族では欠けているものだろう。

■スポーツとチャクラ

チャクラでいうと、攻撃性にもっとも関係するのは心臓のアナハタチャクラだろう。
アナハタが良く働いているアナハタ・タイプは、欧米人や中東の人間に多く、日本人では少ない。

スポーツに関連する国民の気質という意味では、食べるものももちろん大いに関係してくる。
最近でこそ、(良くも悪くも)欧米の食生活に近づいてきているので、体格の向上や、肉食がもたらす攻撃性・暴力性の増大というものが影響しているのかもしれない。

もっとも、こういう部分は必ずしも歓迎されるべきものではないことは、米国という国が陥っている暴力犯罪などの多さの問題などを見れば明らかだろう。

話は逸れたが、こういう国民性などがあるから、日本はオリンピック弱小国などと言われてしまうのだ。
だが、攻撃性や闘争心だけがスポーツの本質ではないこともたしかだ。
種目によっても、人と戦うよりも「自分との戦い」が重視されるものもあるだろう。

たとえば、射撃やアーチェリーのような的に当てるスポーツとか。
日本はもともと禅とか「道」のつくものとか、平常心を大切にする偉大な文化や宗教があるのだから、そういうものをもっと取り入れればいいのにと思う。

それにしても、今回の日本はがんばっている。
世界が日本人を見る目は、エコノミックなことばかりを追い求める守銭奴みたいに思われているかもしれないが、文化やスポーツでも先進国なのだということを世界に示してほしいものだ。